ともにあゆむ家づくり
群馬県高崎市のデザインプロダクション
こんにちは!こうすけです!
なんとか宿に到着したカンボジア到着の様子はコチラ
2017年10月10日(火)
AM9:45
程よい時間に起きた僕とゆきピー。
宿で朝ごはんを食べます。
最初に出してくれた程よく甘いコーヒー。美味しい!
僕はコーヒーは甘党です。笑
こちら本日の朝ごはん。
フルーツも出してくれます!
マンゴーうまし!
有名な遺跡がたくさんあるシェムリアップ。
ですが今日は観光はせず、あえてのんびりします!笑
午前中に洗濯を終わらせて
お昼ご飯を食べに街の中心地へと向かってみます!
いざ、シェムリアップ散策!
こんな感じの道を歩くこと約20分。
シェムリアップの繁華街である
パブストリート
に到着!
テキトーに見つけたご飯屋さんへ入ります!
暑さに負けて昼からビール。
お値段0,5ドル(約56円)
安っ!
しかも美味しい!
ベトナムのハノイで飲んだビアホイとは比べ物にならないくらい美味しい!笑
二人とも頼んだチャーハン。2ドル(約230円)。
味は普通。
ご飯を食べた後は
オールドマーケットをフラっと散策。
Tシャツや雑貨など、可愛い雑貨がたくさんあります!
日中はかなり暑いので、一旦宿の方へ戻ります。
宿に戻る途中にあった小さいショッピングモールに寄ってみることに。
どこの国でも文房具を見るとテンションが上がるゆきピー。笑
そして宿へ帰宅。
こちら宿にいるワンちゃん。
キャンキャン寄って来るわけでもなく、なんだか猫みたいな性格で可愛い。
絶対本名はあるだろうけど、僕とゆきピーは「ケルベロス」と名付けました!笑
こちら宿にいるネコちゃん。
バリ島の宿にいた「あざと」にそっくりのあざとさだったので「あざと2世」と名付けました!
「あざと」の登場シーンはコチラ
この2匹と遊んだりしてのんびり過ごしていたら夜になったので
夜ご飯を食べにいきます!
本日2度目のパブストリート。
夜はこんな感じ。
おしゃれなお店もたくさんあります!
フラフラとメニューを見ながらご飯屋さんを探していると、ゆきピーが食べたいメニューを発見したのでここに決めました!その名も
Khmer Taste(クメールテイスト)
きっと郷土料理のお店なのでしょう!笑
店に入って注文をする時に店員さんが
日本人かい?
と聞いてきたので
そうだよ!
と答えると
日本語のビデオがあるから流してあげるよ!
と一言!
えっ?いいんですか?
他の国のお客さんもチラホラいるのに!笑
そんな僕たちの思いとは裏腹にビデオの準備を始める店員のおじさん。
てか、そもそも何のビデオなんだろう…
そんなことを考えているうちに
ビール到着!ここも0.5ドル!やはり安い!
そして流れ始めたビデオがなんと
NHKスペシャル!!!
アンコール遺跡群の歴史についてのビデオをまさかこんな展開で見ることになるとは!笑
きっと店員のおじさんが
こいつら予習もせずにアンコール遺跡群を観光しようとしてるな。
そんなんじゃちっとも楽しめないわい!
ここで歴史とアンコール王朝の凄さを勉強してから観光しなさいこのバカチンがー!
と金八先生並みの熱い想いを胸に僕たちにビデオを見せてくれたのでしょう。
なんて優しいんだこの人は!そして例外なく浅はかな知識で観光しようとしていた僕とゆきピー。汗
食い入るようにビデオを鑑賞します。
どうやら杏さんがアンコール王朝の歴史を紹介してくれる模様。
まさかカンボジアの居酒屋で杏さんを見ることになるとは。笑
そしてこのタイミングで料理登場!
僕が頼んだロックラック。カンボジア風サイコロステーキです。3ドル(約340円)
独特のソースと卵の黄身、そしてご飯がベストマッチ!美味しいです!
こちらゆきピーご希望の海鮮おかゆ。同じく3ドル。
程よい塩っ気がいい感じ。
ご飯を食べつつ、ビデオでしっかり勉強します。こちらアンコールワットの建設風景。
アンコールワットは単に寺院だけがあったのではなく、周囲に人々が集う街があったらしいです。
産業革命以前において、世界で最も巨大な広さの都市が存在していたらしいです。
す、すごい!
他にも
川の近くではなく乾季はほぼ毎日雨が降らないにも関わらず一年に何度も米を収穫でき、巨大都市として発展できたのは、アンコール遺跡群から50キロ離れた山の水を街全体に貯めておける壮大な規模の水利システムを開発したから
だとか
インドシナ半島の中心に位置し、海のシルクロードの中心でもあったアンコール王朝は世界中の国と交流ができ、内陸にも関わらず世界中の富がアンコール王朝に運ばれていた
だとか。
知れば知るほど
すげー!
と、ご飯を食べながら顔を合わせる僕とゆきピー。笑
そしてここからが極め付け。
9世紀からおよそ600年にわたり繁栄したアンコール王朝。
とてつもなく長い間、とてつもなく大きな都市が繁栄し続けられた一番の要因。
それは
「平和」
だったそうです。
しかし、12〜13世紀にかけて、世界では紛争が絶えませんでした。
西洋ではキリスト教徒とイスラム教徒の対立が激化し、東洋ではモンゴル族が勢力を拡大し、各地に戦乱が広がっていました。
そんな中、アンコール王朝では平和が経済の発展を後押しし、巨大な寺院の建造を可能にしました。
戦争を繰り返していたら巨大な寺院なんて立てる余裕がないからです。
では、なぜアンコール王朝は平和が続いたのか?
アンコール王朝が開かれた当時はクメール族やシャム族、ラオ族、チャム族など、様々な勢力が争いを繰り返しており、とても平和とは言えませんでした。さらに宗教も信じる神は別々で、様々な宗派の人が入り乱れる複雑な情勢でした。
しかしある時、
それぞれの信仰を大切にしようよ!
みんな仲間だよ!
と
みんなが自分とは違う考えの人も受け入れたのです!
ここからは僕より説得力のあるおじさんのコメントをどうぞ。笑
素敵だ!
素敵すぎる!
ご飯を食べていたにも関わらず、感動してちょっと鳥肌立ちました。
「平和は繁栄をもたらす」
本当にどっかの大統領とかどっかの総書記とかどっかの総理大臣とか、各国のリーダー達に耳にタコができるくらい聞かせたいフレーズですね!
いや、リーダーだけではなく、むしろ世界中の人々が意識しなければいけない事実かもしれません。
アンコール王朝がこんなにも素敵で凄い歴史を持っていたことを知らずに来てしまったことが恥ずかしくなるくらいでした…
でも実際に遺跡群を見学する前に色々勉強できて本当に良かった!
いきなり来た日本人にわざわざビデオ見せてくれてありがとうおじさん!
お礼にまた食べに来るから!笑
こうして美味しいご飯とともに勉強できた僕とゆきピーは、翌日から始まる遺跡群観光に向けて睡眠をとるのでした。
続く。